NAVIEW-OBJECT 外部連携

NAVIEW-OBJECTでは、親や子のオブジェクト、Javascriptなどへのコマンド送信機能と受信機能を備え、外部との連携が可能になっています。

【ターゲット指定】

イベント設定における「コマンドターゲット」は、通常"ME"として、自分自身のオブジェクトに対してコマンドを送信しますが、NAVIEW-OBJECTは下記のターゲットに対してもコマンドを送信できるようになっています。

  • ME: 自身内 [controller.コマンド名の関数] にデータを送信
  • TS_FldId: FldId内 [controller.コマンド名の関数] にデータを送信
  • TA_FldId: FldId内 [Nv_cmdAll] に [コマンド名,データ] を送信
  • LA_mvId: mvIdのLocalConnection関数 [Nv_cmdAll] に [コマンド名,データ] を送信
  • LS_mvId: mvIdのLocalConnection関数 [コマンド名の関数] にデータを送信
  • JS: Javascript内 [コマンド名の関数] にデータを送信
  • JA: Javascript内 [mvId_cmdAll]に[コマンド名,データ] を送信
  • VB: [mvId_FSCommand]の[command]にコマンド名、[args]にデータを送信

※ 赤字のターゲットは一応の動作を確認していますが、現在サポート対象外です。

ここで"FldId"となっているのはフィールドIDパス、"mvId"はHTMLで指定した"mvId"です。

"TS_FldId"の"FldId"の部分は、子オブジェトの場合はそのまま定義した際のフィールドIDを使用します。

また、他階層のオブジェクトを指定する際には、"/"(スラッシュ)で区切ってパス指定をします。その際に"P"は親オブジェクト(_parent)を指し、"R"は大元のオブジェクト(_root)を指します。

例えば"TS_P"とした場合は親オブジェクトを指し、"TS_FldPage1"とした場合は、自分の子オブジェクト"FldPage1"を指します。"TS_P/FldPage1/FldPage13"とした場合は、親オブジェクトにある"FldPage1"の子である"FldPage13"を指します。

尚、LocalConnectionを使用した同一のページは、同時に複数を立ち上げる事は出来ません。NAVIEW-OBJECTは他のページが閉じられるまでメッセージを表示して停止します。

【他オブジェクトとの通信】

親オブジェクトから子オブジェクトをコマンドで制御する場合は、上記の"TS_FldId"を使用します。

例えば親オブジェクトに配置した"FldObj"にコマンドを送信する場合は"TS_FldObj"を指定します。

  • // 子オブジェクト FldObj の 画像フィールドの画像を入れ替える
  • EvFldIm1Click1,TS_FldObj,CmdFldReImg,FldImg,{COMM}/back/{cnt_img},{cnt_date}

また、子オブジェクトから親のオブジェクトを制御する場合は、コマンド指定で"TS_P"を使用します。

  • // 親オブジェクトにある"FldObj"以外のフィールドを非表示にする
  • EvFldImgClick1 ,TS_P,CmdFldHide,OUT,FldObj
NAVIEW-OBJECTは、コマンドの送信先が未だ読込まれていないなどの理由で通信が不可能な時は、60秒間のりトライを行いますが、確実に動作できるようにするには、オブジェクトの読み込みが順序立って行われるように初期動作のイベント設定で制御して下さい。
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